水商売をやっていると特に頭を悩ませるのが確定申告ではないでしょうか。
確定申告では経費を計上して収入を減らし、税金の額を抑えるので、経費の計上は非常に大切なポイントです。
水商売には水商売ならではの経費がありますので、覚えておくと安心でしょう。
水商売特有の経費は?
水商売は自分自身を女性として美しくみせる必要があるので、その為に使ったお金を経費として計上出来ます。
例えばエステ代や化粧品代、美容院代などはお仕事をする上で欠かせない経費です。
いつ、どれだけ使ったかを常に記録しておくと確定申告の時に楽になりますよ。
また、ドレスやイベント用のコスプレ衣装なども自分で購入すると思います。
レンタル衣装の場合は既にお店で衣装代が引かれていると思うので気にしなくて良いですが、自分で購入したものに関しては経費として引かないと損です。
ただし衣装代で注意したいのが、同伴やアフターの為に購入した普段着にも使える衣類は経費として認められない場合がある点です。
ドレスやコスプレ衣装ははっきりと仕事で使うと区別出来ますが、スーツやワンピース等普段の生活で普通に使えてしまうものはプライベートと仕事の区別が付きにくいので認められない場合もあります。
水商売で特にしっかり管理したいのが「交際費」「交通費」です。
お客様へのプレゼントやたまに払った同伴やアフターでの飲食代、営業用の携帯代など細かいところで交際費は発生しています。
他にも毎日の出勤に使うタクシー代やガソリン代、名刺を自分で用意しているなら名刺代なども経費です。
一つ一つは小さいもの、そして意外に思えるものも経費として引ける事があるので、とにかく領収書を貰う事を忘れないようにしましょう。
細かいものが多いので、確定申告までしっかり管理しておく事も大切ですよ。
水商売ではお店のスタッフを始め、あまり深く税金に付いて考える人や知識がある人は多くありません。
いざという時に困った事にならないように、自分でしっかり管理出来るようになると非常に安心できますよ。
もちろん難しすぎて1人では分からないという時は、税理士さんに相談してみてください。
水商売や風俗専門の税理士さんだと夜の世界とマイナンバーの関係についても詳しいのでおすすめです。