キャバクラでは日々大小様々なクレームを聞く事になります。
一生懸命やっていてもクレームになってしまう時はなってしまいますし、こちらに非が無くてもクレームが出てくる事はあるのです。
お客様がお店の中で一番距離が近いのはキャバ嬢たちなので、どんなクレームでもまずは女の子が聞く事になってしまう事が多いです。
今回は、よくあるクレームをピックアップして対処法をご紹介したいと思います。
一番女の子が被害を受け易いクレームが、本指名の子が中々席に来ない時のクレームです。
お店が忙しい時は本指名の子の変わりに別の子が席についてしばらく接客するのが普通なので、ある程度の時間ならお客様も文句を言いません。
しかし、あまりにも本指名の子が来るのが遅くなってしまうと、まず最初にクレームが辿り着く先はヘルプの女の子なのです。
「◯◯ちゃんまだ来ないじゃないか!」とイライラしている様子でしたらまず最初に謝罪し、店長に後どれくらいで席に着けそうか確認します。
店長に対してもお客様が本指名の子が来ない事で怒っている旨をはっきり伝えて対処してもらうようにしてください。
自分の事ではないクレームなのでいい気分はしないかもしれませんが、お店に対してのクレームはお店で働いている全員が謝罪する姿勢を持つ事が大切ですよ。
続いて多いのが料金系のトラブルで「こんな高いはずはない」「勝手に延長された」というようなクレームです。
料金系のトラブルは女の子にはどうすることもできませんし、お客様も女の子が近くにいると却って話しにくい可能性も高いので、ここはスタッフに任せて自分は現場から離れてしまいましょう。
こうしたトラブルの多くはお客様の勘違いや単にクレームを入れたいだけだったりします。
基本的にスタッフや店長が対応しますが、自分は離れれば関係無くなる訳ではありません。
後日同じお客様がいらっしゃった時、何も知らないことを前提にしてお客様のフォローをする必要があります。
「この前は大丈夫でしたか?私がドリンク飲みすぎちゃったせいで迷惑かけてごめんね」というように、例えお客様の勘違いが元であったとしてもお客様は何も悪くないというようにフォローを入れてあげましょう。
また、クレームとは少し違いますが、女の子やフタッフ等にわざと意地悪を言って困らせることを楽しむお客様もいらっしゃいます。
例えば「キミ可愛くないね」なんて平気で言うようなタイプです。
こういうことを言うお客様は冗談のつもりで言っているので本気にしないで軽く流してしまいましょう。
「可愛くないね」と言われたら「でも胸は大きいんですよ〜!」というように流してしまいましょう。
こうしたタイプは遊び慣れた高齢のお客様に多いです。
傷つくような冗談を言われても笑って流せるようになれれば、自然と長く付き合えるお客様になりやすいですよ。