皆さんの中でキャバクラで働きたい、働いてみようかなと思ったことがある方はかなり多くいるのではないでしょうか?
最近では小学生のなりたい職業トップ10に「キャバ嬢」が上位に入ってくるほど一般的にも人気のある職業になりつつ足ますね。これには単純に「お給料が良さそう」や「いつもは出来ない格好ができる」等の理由が大きく関係しているのだと思います。しかしキャバクラなどのお水のお仕事となると実際にどのような仕事をしていて、どのようなスキルが必要になってくるのかはあまり知らないと言う方が多いのではないでしょうか。実際に「お客さんの横に座ってお酒を飲みながらしゃべってればOK」や「私は顔が可愛いからテキトーでも人気が出るでしょ」などキャバ嬢として働きだしてどのような苦労があるのか全く考えずに入ってしまう人も多くいます。そういった方の多くはキャバ嬢として働くことの難しさやお客様の取り方・繋ぎ止め方等、何も考えずに働いてしまうため全く稼げずに辞めてしまうといった事も多くあります。
キャバ嬢は『お客様を楽しませる』必要のある仕事ですので、そこにはかなりのテクニックが必要になります。そこで今回はいざキャバ嬢になった時に良くあるシチュエーション別の対処法をいくつかご紹介しますので是非覚えておきましょう!
お触りへの対処方法
まずはキャバ嬢なら誰しも一度はある場面『お触り』されて時の対処法です。キャバクラは基本的にお触り禁止となっていますが、お客様もお酒が入っているという事もあり「ちょっとなら大丈夫だろ」と触ってくる方は多いです。そんな時には「お酒が入っているししょうがないか・・・」や「はっきり注意して機嫌が悪くなるといやだし・・・」と諦めている女の子が多くいます。こういった事を嫌う女の子からすると非常にストレスも溜まり、働いていてもちっとも楽しくなくなります。しっかりと『お触り』の対処法を覚えておきましょう!
まず「お触りってどこから?」という疑問があると思いますが、キャバクラはお触り禁止なので足を撫でてきた、ちょっと腕を触られたという程度でも立派なお触りに入ります。しかし女の子によっては「別にこれぐらいは営業としていいか」というポイントもあると思いますので自分で「ここからは我慢できない!」というポイントを決めてしまいましょう。
キャバクラでの『お触り』に関しては、基本的にお触り行為が見つかれば、ホールに目を配るボーイさんがお客様に注意をしてくれます。しかし、そこまでスタッフ数に余裕が無いお店や忙しい時間帯になると絶対にボーイさんが見ていてくれるという保証はありません。
触られてしまった、触られそうになったらまずは柔らかく注意してみましょう。注意は強く言うのではなく「触っちゃダメですよ〜」というように軽いノリで注意して、触ろうとしていた手を握りましょう。普段通りのキャラを保ちつつとりあえず最初は軽く注意してみることで、お客様の気分も害しにくいです。
しかし、お酒の入っているお客様の中にはそれでも触ってこようとする方はいます。柔らかい注意が通じなくて、我慢できなくなったらトイレなどを理由に席を立ち、スタッフに言いにいきましょう。このときスタッフからお客様に席抜けしたことを伝えてもらい、抜けるようにしてもらうといいでしょう。
お触りの程度はお店の程度。お店替えも視野に入れておこう
お触りの多いお客様の中には「◯◯ちゃんは触らせてくれる」なんてことを言うお客様もいます。しかしキャバクラは『お触り禁止』が決まりですので「お触りはダメ」ということを伝える事が大切です。「◯◯ちゃんは触らせてくれる」等というのは基本的にお客様の常套句ですが中には本当にお触りをさせている女の子もいます。万が一、本当にお触りを許しているキャバ嬢がいるようなら、正直その子は他の女の子にとって迷惑なキャバ嬢です。スタッフに相談してやめるように伝えてもらったり、それでも改善されないならこちらのストレスが溜まってしまうだけなのでお店を変えるという事も考えるべきでしょう。
もちろんお店によって違いますが、高級店などのしっかり体制が整っているお店ほどやはりお触りは少ないです。こうしたお店のレベルを見てお店を選ぶことも大切です。
プレゼントに対するリアクション
次はプレゼントをもらう時のリアクションです。キャバ嬢になるとお客様からプレゼントをいただく機会が多くあります。誕生日やクリスマス、ホワイトデー等のイベントには高確率でプレゼントをもらう事になるでしょう。プレゼントをもらうのは誰でもうれしい事で歓迎すべきことでは?と思うかもしれませんが、このプレゼントはトラブルの元にもなりやすいので、それを避ける為にプレゼントのもらい方には注意しなければなりません。
見返りを求められないように対処しよう
まず第一にトラブルになりやすいプレゼントは『下心ありな「口説き客」からのプレゼント』というのを覚えておきましょう。
キャバ嬢に渡すプレゼントは、「プレゼントしてあげたんだから見返りちょうだい」と最初から見返りを期待するお客様はもちろん、純粋にキャバ嬢の喜ぶ顔見たさにプレゼントをするという事もあります。しかし最初は見返りなしにプレゼントを渡していたお客様でも次第に見返りを求めてくるようになる可能性があります。
では『見返りを求められないようにするには』どうしたらいいと思いますか?まずは自分から欲しいものなどを要求したと言う形をとらないことが重要です。
例えば「◯◯のバックが欲しい」と要求して買ってもらうと、お客様からすれば「要望を聞いたから、今度は聞いてもらう番」と見返りを求めてきやすくなりますね。プレゼントによるトラブルをなくすためには、この「見返りを求めてくる理由」を作らないようにする事が、トラブルを避けるのに最も適した方法なのです。
見返りを求められないようプレゼントをもらうには?
しかし、キャバ嬢をやるのにプレゼントを貰わないなんてありえないと思う方も多いですよね(笑)もちろん『プレゼントを貰わない』と言っているわけではなく『貰い方を気をつけよう』というお話で、買ってほしいものがあった場合には要求ではなくさり気なくアピールをしてみてください。
例えば「◯◯のバックが欲しいから、最近シフト増やして頑張ってるの」というように、何が欲しいのかをさり気なくお客様に伝えます。
そうするとお客様から「じゃあ買ってあげる」という話が出てくることがありますが、それも「嬉しいけど、そのバック本当に高いし悪いから、気持ちだけ受け取るね。ありがとう!」というように辞退しましょう。そして実際にプレゼントされる時も、「こんな高い物受け取れない」と一度断ってください。お客様から「自分がプレゼントしたいから買っただけ。気にしないで受け取って!」というような言葉が出てきたら受け取りましょう。
こうすることでお客さんに「一方的にプレゼントした」という事実をつくることで、何かの見返りを求められても、「勝手にプレゼントしてきたんじゃん」と言いきれます。
最後の押しとして、プレゼント返しをすれば完璧です。「これこの前のお礼に〜」と手作りのお菓子やちょっとした物をプレゼントしてあげれば、これが「見返り」になります。お客様はキャバ嬢からのプレゼントを期待している訳ではないので、高価な物でなくても全然構いません。
同伴お誘いの仕方
次はお給料にも直結する『同伴』の誘い方です。キャバクラの同伴というシステムは、お店からしてもキャバ嬢からも、そしてお客様からもポイントが高い行為となります。多くのお店では同伴バックがあったりもしますので、同伴で確実にお客様を来店させるというのが稼ぐ為の近道でもあるのです。「なかなか同伴に誘われない」や「同伴をもっと増やしたい」と思っているのであれば是非自分から誘えるようにテクニックを覚えましょう!
同伴はお客様の趣向にあわせましょう
同伴はお客様に金銭的負担を強いることにもなるので、お客様によっては同伴をしたくないと言う方もいます。そういったお客様の場合はお客様の趣味に合わせた同伴メニューを考える事がオススメです。例えば映画が好きな方なら映画を見てからお店に行くようにしてみたり、「ショッピングに付き合ってもらいたい」とショッピングを楽しんでからお店に行くのも良いでしょう。同伴=食事と思われてしまいがちですが、食事以外でもオッケーであることを教えてあげると誘いにも乗ってもらいやすいですし、誘いやすいです。
また、あなたの方からリーズナブルなお店で食事をするように誘導することもいいでしょう。ただし「このお店安いから」等と言ってしまうのはNGですよ!出来るだけあなたがそのお店に行きたいとアピールすることが重要で、「ここの◯◯ってメニュー、私好きなんだ」というようにあくまであなたが行きたいからというシチュエーションを作りましょう。
同伴を誘いたいお客様といるのが苦痛でなければ同伴ではなく食事だけ誘ってみるのも一つのテクニックです。「今日は同伴じゃなくてもいいから、少し食事に付き合って」というように、「一緒に食事をしたい」アピールをしてみてください。そのまま本当に食事だけでももちろん構いませんし、お客様の方から「お店にも行くよ」と言ってもらって、結果的に同伴になる場合も多くあります。
さらに同伴無しの食事の時には、たまにこちらからおごるということをしてみましょう。「今日は私の方から誘ったから出すよ」と払おうとすれば、多くの場合はお客様から「いや自分が出すよ」と言ってもらえます。結果的に払うことになっても払ってもらっても、お客様からは同伴無しで過ごせたことで喜んで貰えますので、印象が悪くなる事はありません。
アフターの断り方
最後にアフターの断り方をご紹介します。アフターは同伴とは違い、プライベートを割いてお客様とデートをすることで外で会うリスクもありますしお給料にも反映しません。同伴はお店の売り上げにもなりますし、女の子もお金で還元されるため嬉しいものですが、アフターはなるべく行きたくないと言うキャバ嬢は多いですね。
アフターはリスクがある事をおぼえておきましょう
お客さんをたくさん持っているナンバークラスのキャバ嬢であればアフターを上手く断るテクニックもあるでしょうし、お客様の期限も気にせず断る人もいるかもしれません苑。しかし、アフターを断ってしまったらお客様が離れてしまうのでは…と不安に感じ、誘いに毎回乗ってしまう女の子がいることも事実です。しかし、ここで認識しておきたいことは『アフターはお店が関与しないところでのお付き合い』になるため、無理矢理ホテルに連れ込まれてしまうなどのトラブルのリスクを伴うことです。付き合いが長くて信頼できるお客様なら受けてもいいですが、ちょっと危険な香りのするお誘いならはっきり断っても問題ありません。自分の身は自分で守りましょう!
「そうは言っても…」と思うかもしれませんが、実際にアフターに行きたくないというキャバ嬢は多いですし断る子も多いので安心してください。もちろんただ「行かない」の一点張りではお客様も不快に感じますし、お店にも来てくれなくなってしまいます。ちゃんと行かない理由を説明して正しい断り方をすれば、「じゃあしょうがないか…」とお客様も納得してくれてお店にも継続して来てくれます。
アフターを上手に断るには?
アフターの断り方は意外と難しいもので、実際に波風を起こさずに断るにはどうすればいいか悩む子も多くいるのではないでしょうか。しかし、稼げるキャバ嬢はこのアフターの断り方も上手く、逆に同伴の誘いに繋げて売上に繋げてしまうのです。
最も簡単な断り方は、自分ではどうしようもないことを理由にすることです。例えばお店でアフターを禁止している事を理由にすれば、ちゃんとした人なら「じゃあ仕方ない」とそれ以上誘ってきません。他には「バレなければ平気」と言われるような場合、「ルールで帰宅したら連絡しなきゃいけない」と説明しましょう。実際にそうしたルールがないお店であったら、他のキャバ嬢やスタッフ達に口裏合わせてもらうようにお願いするのも忘れないでください。
また、普段から忙しい設定にしておき、それを理由に断っても良いでしょう。昼職があるから、学校があるから、資格の勉強するから、というように、すぐに帰らなければならない理由を用意しておくことが重要です。逆にお店の出勤前ならいけると誘えば同伴につながるかもしれませんね!
まとめ
今回はキャバクラで働くことを考えた時にキャバ嬢に良くあるシチュエーションとその対処法をご紹介しました。現在深く考えずに「キャバクラは稼げそうだし働いてみようかな?」と考えている方はキャバ嬢として働いて稼ぐためにはいろいろなスキルやテクニックが必要なんだとわかっていただけたのではないでしょうか?キャバクラはお酒を飲みながらお話しするだけでお客様を楽しませなければならないのでコミュニケーション能力は非常に重要になってきます。また、売り上げのノルマなどがある事も多い為、お客様を何とかして繋ぎ止め、来店してもらわなければならないという事もあり、簡単にはできない難しい仕事でもあります。コミュニケーションが苦手でお客様との会話や上記の様なシチュエーションでうまく対処できなさそう等といった場合はキャバクラで働くことは難しいかもしれませんね。その為、最近では店外でのお客様対応などが全くなくノルマなどもないセクキャバでのお仕事が人気になっているのかもしれませんね。