キャバクラで働くことを考えた時に重要な物は何だとおもいますか?多くの女の子は「やっぱ結局は顔でしょ。」と思っている事が多いですよね。もちろん『顔』はかわいいにこしたことはないのですが、実はお店に来店するお客様からすれば『会話でどれだけ楽しませてくれるのか?』というのを重要視している人も多いです。実際に顔はすごく可愛いけど会話は面白くない女の子より顔はそこまでじゃないけど会話がすごく盛り上がる子であれば後者の女の子の方が人気が出ることがほとんどです。キャバクラはお酒を飲みながら一緒に会話を楽しむところという基本に帰れば会話がどれだけ重要かはわかっていただけますのよね!
そこで今回はキャバ嬢として知っておきたい様々な場面に分けた会話や仕草のテクニックをご紹介したいと思います。
本指名への第一歩!場内指名を獲得するには
まずは『場内指名』を上手に獲得するテクニックです。場内指名は本指名に比べ指名料金が安く設定されていることが多い為、最初のうちはお給料に反映されることは少ないかもしれませんが、これが本指名の第一歩なので覚えておきましょう。『場内指名』とはフリーで来店したお客様から指名を入れてもらうことですが、フリーで来店したお客様に接客できる時間は限られています。その限られた時間で『場内指名』につなげるにはある程度オーバー気味にでもアピールすることがとても重要です。
例えば時間が来てあなたの名前を呼ばれた時、「あ、呼ばれちゃった」とオーバー気味に言ってみてください。例えそのお客様があなたの名前を覚えていなくても、ここでアクションを起こすことで呼ばれたというアピールとなります。そして「行きたくない」「まだここにいたい」とアピールする為に、膝を2度叩いて見るなどしてお願いしましょう。お客様からすれば「あれ、この子俺の事気に入ってるのかな?」等と思えるのであなたの事を気にしますよね。さらに、楽しい会話ができていて盛り上がっている場合は「お願い」と素直にお願いすることで、場内指名をもらえる可能性はアップします。
他には、普通に会話して終わってしまったお客様に「もし気に入った子がいなかったらまた後で呼んで」と一度席を離れる事も意外に効果的です。お客さんも他の女の子と過ごせる安心感がありますし、貴女のことをある程度気に入っていれば「また呼べるんだ」と意識してもらえます。
あなたのキャラにもよりますが冗談っぽく「指名するよね〜?」等と押してみると言うのも効果的です。会話が盛り上がっている場合であればお客様もノリが良くなっているので、断るにしても負担無くノリで断れますし、自分にとっても断られたショックが少なく済みます。ノリ良く楽しめるお客さんは、本指名になった後も友達営業で比較的接客しやすい為、攻めてみるのもいいかもですよ!
指名客を逃さない会話のテクニック
指名客というのはあなたを目当てにお店に来店してくれるお客様の事で大事にしなければいけませんね。そんな指名客の接客をするときに最も重要と考えてほしいポイントは『覚えていること』です。例えばあなたを指名して来店したお客様の席に着くときには「◯◯さん、来てくれて嬉しい!」と名前を呼ぶだけで、お客さんは「この子はちゃんと自分のことを覚えてくれていたんだな」と嬉しく感じます。現在キャバクラで働いている方は「なんだそんなことか。」と思うかもしれませんが、非常に重要な事なので再認識してくださいね。
そしてそこから前回の会話を思い出せればスムーズに会話に移れますし、さらに覚えていてもらえたと感じてもらえるでしょう。その為に大切なのが、自分が接客したお客さんのことをしっかりとメモしておくことです!時間が出来た時に最低限名前とどんな話をしたかを簡単でもいいのでメモしておいてください。特に2、3回目の指名はとても重要ですので、気を抜かないようにしていきましょう!
お客さんの来店回数が増えてくると、お客さんとの関係もどんどん親密になってきます。来店回数の多い指名客の場合、多くの方が疑似恋愛を楽しんでいる場合が多いです。ここで注意が必要なのはそのお客様と『これからどう長期的に付き合っていくのか』を見据えて接客することです。お客様がキャバ嬢と友達の様な雰囲気を求めているのか疑似恋愛を楽しんでいるのかをしっかりと見極めて会話や雰囲気づくりをしていくことが長く指名してもらえるコツでもあります。
会話を途切れさせないために覚えておきたいポイント
これは一般生活にもつながる事ですが会話が続かないのにはきちんと理由があります。キャバクラは『会話を楽しむ』場所である為、会話が続かないとお客様に楽しんでもらうことはできませんよね!しっかりとポイントを押さえておけば自然と会話は続くようになるので会話があまり得意でないなという方は是非、覚えてください。
会話があまり得意でないと言う方は「何から話せばいいかわからない」という方が多いですよね。そういった方がまず抑えておきたいのがお客様を観察して目に入ったものは褒めるということです。これで簡単に会話のスタートはできます。ただし注意しておかなければならないのは、何でもかんでも褒めれば良い訳でなく、目に入って本当に「良いな」と感じたものを素直に褒めましょう。目に入ったものを何でもかんでも褒めてしまうとお客様も「お世辞ばっかりだな」と逆に不快に感じてしまいますが、良いなと感じたものだけにすればお世辞じゃないことも分かってもらえます。
次に会話を続ける時に重要な点は、何か質問されたら『答え+質問』で返すようにすることです。例えば「好きな食べ物は?」と聞かれたら「◯◯です。◯◯さんの好きな食べ物は何ですか?」と繋げてみるだけでも次の話題に移行できるようになりますね。
最後にキャバクラで働く時にNGな会話も紹介しておきます。会話はそれまで盛り上がっていても、ちょっとした一言で一気に場の空気が悪くなってしまうこともありますし、出来るだけ会話を萎えさせるのは避けたいですよね。例えばお客様が身に付けているものでちょっと変なものがあったとしても、「それ変わってますね」等と言ってはいけません。お客様がそれを気に入っている場合を考えてもらえればわかると思いますが、その気は無くてもお客さんからしたら「馬鹿にされた」「否定された」と感じてしまう方も多いです。基本的にはお客さんの話に対して否定したりダメだししたりせず、言いたいことがあったとしてもグッと我慢してさらりと流すことを心がけてください。
後は定番ですが、宗教的な話題や政治的な話題は個々人で大きな価値観の違いが出やすいので、避けるようにしましょう。
店外デートを上手に断るには?
キャバクラで働いていると「今度一緒に出掛けようよ」と店外デートに誘われることは多くあります。女の子によっては店外デートで美味しいものを食べたり何か買ってもらったりしようと積極的にいく子もいますが、基本的に時給も発生しないし店外デートには出来るだけ行きたくないと言う方も多いのではないでしょうか?しかし、はっきりと断ってしまうと「来店してくれなくなるのでは…?」等となかなか上手に断る方法が思い浮かばないと言う人も多いですよね。また指名客なのかそうでないのかにもよって対応は変わってきますので店外デートの上手な断り方のポイントを紹介します。
まず指名客からの店外デートははっきりと断らず『保留』の状態で引き延ばすことを心がけましょう。関係性が出来ている指名客の場合であれば「その日は予定があるからダメ」と言えば、お客様からしても「タイミングが悪かったんだ」で終わります。「いつなら大丈夫?」等と聞かれる事もあると思いますが、その場合は「予定がはっきりしないから、予定が空いたら連絡するね」と自分から連絡すると言う事を強調しておきましょう。あなたを気に入っているお客様の場合であれば『しつこい』と思われたくない為、しつこく予定を聞かれることも無くなります。その時に出来るだけ予定を空けようと努力したことをアピールすると、残念に感じさせてしまうかもしれませんが嫌な気持ちにはさせることはありません。
また学生さんやOLさんならそれを理由にして断るという方法が最も良いかもしれませんね。
「レポート提出が近くて・・・」「朝早くから講義があって・・・」「昼間は別の仕事してて・・・」というようにキャバ嬢として働いている時間以外も忙しいと伝えておけば、理解してもらえます。
はっきりと断ってしまってもいい場合もあります。
店外デートを誘ってくるお客様の中にははっきりと断ってしまった方が良い場合もあります。それは初見で店外に誘ってくるお客さんで、比較的若いお客さんやキャバクラ慣れしていない人に多いです。こうしたタイプのお客さんは単にキャバクラ暗黙のルールを知らない、出来るだけお金をかけずにキャバ嬢と飲みたい・口説きたいと考えて来店ではなく店外で合おうとします。
初見で早々店外デートに誘ってくる、連絡先を交換してその後来店せず、デートだけ誘ってくる方、こうした方は良いお客さんになり得ないのではっきりと断ってしまいましょう。単にキャバクラに慣れていなくて初回で店外デートに誘ってしまっているというお客さんには「もっと仲良くなってからね」と優しく伝えてあげても良いかもしれません。逆に安くキャバ嬢を落とそうと下心満載なお客さんに対しては厳しく言ってしまいましょう。
まとめ
今回はキャバクラで働こうかなと思っている方は必見『キャバ嬢が知っておきたいテクニック』の会話編をご紹介しました。現在キャバクラで働いていると言う方でなかなかうまくいかないなと思っている方でも今回の内容を少し意識して見ると何か変わるかもしれませんよ!
キャバクラに来店するお客様の大きな目的は『気に入った女の子とお酒を飲みながら会話を楽しみたい』という事がほとんどです。したがってキャバクラで働こうと思えば最低限のコミュニケーション能力とトークの技術は学んでおかないとお客様からの指名を獲得することは難しいでしょう。元々話すのが苦手で…なんて方も最低限のトーク技術を覚えておけば意外と出来るものでもありますので、少しだけ意識を変えて見てはいかがでしょうか?それでもどうしても出来ないと言う方がいればセクキャバなどのトーク技術をあまり必要としないお店で働いてみるのもいいかもしれませんね!