女性が稼げる夜職と言えば、キャバクラで働くキャバ嬢が真っ先に思い浮かぶという方が多いですよね。キャバ嬢のお仕事は、お客様の席について、トークやお酒の相手をするのがメインなのですが、それ以外にも同伴やアフターなどと呼ばれる店外デートもしなければいけません。
それでは、実際にキャバ嬢として働くことを考えた場合、どういった人が稼いで行けると思いますか?当たり前のことですが、キャバ嬢になれば、どんな女性でも稼げるかというとそうではなく、テレビに出ているような破格のお給料をもらっているキャバ嬢なんてごく一握りの存在なのです。もちろん、基本となる時給がコンビニや居酒屋などのバイトとは比較にならないほど高いですし、きちんと出勤して接客できているようなキャストは、それなりのお給料を持って帰っていることでしょう。しかし、「私スタイルがそんなに良くないのですが…」「お酒が飲めないとやっぱり無理?」と言った感じに、キャバ嬢になる前に「こんな私でも稼げるものなのか?」といった疑問を抱えてしまう方は非常に多いです。
そこでこの記事では、キャバ嬢として稼いでいこうと考えている方でも、実際に働き始める前に不安になってしまうことが多いポイントをご紹介します!
お酒が飲めないとキャバ嬢としてやっていけない?
最近では、キャバ嬢の求人情報に「お酒が飲めなくても大丈夫!」などと言ったものが増えており、「お酒が飲めなくてもキャバ嬢として働けるんだ!」と嬉しく思ってしまう方も多いことでしょう。実際に、こういった求人情報の通り、お酒が飲める・飲めないに関係なく、雇ってくれるようなキャバクラ店が増えていると言われています。
ただし注意が必要なのは、あくまでも「キャバクラはお酒を飲めなくても雇ってくれる」というだけで、お酒が飲めない人が稼げるというわけではないですよ。正直な話、キャバ嬢のお仕事は、お酒と切っても切れない関係にありますので、お酒が飲めるのと飲めないのでは、飲めるキャストの方が確実に稼ぎやすい業界です。というのも、キャバ嬢が爆発的に稼ごうと思えば、お客様にボトルを入れてもらわなければいけないわけで、それに付き合って早くボトルを無くせるような子がとんでもない給料を稼ぐのです。ワンドリンクの様な飲み物であれば、フェイクドリンクにしてアルコールを抜くことができますが、ボトルの場合はそれは無理で、飲めないとなかなかボトルを入れてもらうことができないわけです。
これからも分かるように、キャバ嬢は、お酒が飲めなくても働けますが、稼ぐのはなかなか難しくなると覚えておきましょう。
本当にお酒が飲めないならお店選びはとても重要
上述したように、最近のキャバ嬢の求人では「お酒が飲めなくてもOK」などというものが増えています。しかし、この記述をそのまま信用して鵜呑みにしてはいけませんよ。
上述しているように、キャバ嬢が高額なお給料を稼ぐためには、お客様に高いボトルを入れてもらい、ボトルバックを稼いでいかなければいけないわけです。つまり、何らかの理由で大金を稼ごうと思えば、「お酒が飲めなくてもOK」だから入店した子でも、入店後にお酒を飲むようになるなんて珍しくないのです。つまり、お店側は、入店時点でお酒が飲めるか飲めないかなど、どっちでも良くて、稼ぎたいなら入店後に飲むようになるだろうと考えている場合も多いのです。
もしあなたが、アレルギーなどを原因として「お酒が飲めない」と言っているのであれば、「理由があってお酒は絶対に飲めない」ということを、面接時に伝えておいた方が良いです。お店の中には、求人応募の母数を増やすためだけに「お酒が飲めなくてもOK」と記載しているだけで、入店後は飲ませようと考えている場合もあるのです。こういったお店に入店してしまうと、後々しんどい思いをするのは自分ですので、入店前からきちんと「絶対に飲めない!」ということを伝えておきましょう。本当にお酒を飲む必要がないお店は、それでも雇ってくれます。
お酒が飲めない人が稼ぐには?
お酒が飲めないくても、接客の工夫次第では、それなりに稼いでいくことは可能です。実際に、現役キャバ嬢さんの中にも、会話を極めたり、気配り上手になったり、お客様のことを細かい部分まで覚えたり・・・と、それぞれの方法で「お酒が飲めない」という弱点を克服し、稼いでいる方がいます。長くキャバ嬢としてやっていこうと思えば、自分の強みを生かした接客方法を構築していけるよう努力しましょう。
なお、お店によっては、見た目がお酒のように見えるフェイクドリンクを用意してくれる場合がありますので、その辺りはお店としっかりと打ち合わせしておきましょう。フェイクドリンクを頼むときには、お店独自の合図があったりしますので、その辺りも教えてもらっておきましょう。また、多少はお酒に酔ったふりをしないといけませんし、その辺は酔った同僚キャストの姿を観察し真似すると良いでしょう。
ちなみに、ある程度関係が作れているお客様であれば、正直に「○○の理由でお酒が飲めないんです」と打ち明けるのも良いと思いますよ。「こんなことまで言えるのは○○さんだけです!」なんて言っておけば、相手も悪い気がしませんし、そのお客様の接客時は気を使う必要もなくなるので楽です。
スタイルが良くないと稼げないんでしょ!
キャバ嬢と言えば、誰もが非常に細くて、モデルさんのような美しいスタイルをしているといったイメージが強いのではないでしょうか?実際に、キャバ嬢が着用するドレスは、露出も多く、スタイルに自信がないと、とても着用出来ない…と考えてしまう方も多いです。
こういったイメージがあることから、キャバ嬢になる前には「見た目がそんなに良くないから私なんか稼げない」「ぽっちゃり体型だし、雇ってもらえないかな…」と悩んでしまう方が意外に多いのです。キャバ嬢の世界は、女性の美しさを売りにする商売でもあるわけですので、ルックスやスタイルの良さが武器になるのは間違いない事実です。しかし、ルックスやスタイルが良くないと稼げないかというとそうではないので、以下の点は頭に入れておきましょう。
スタイルに自信がない方でも稼げる
結論から言ってしまいますが、キャバ嬢のお仕事は、ぽっちゃり体型など、スタイルにあまり自身が無い…という方でも、問題なく稼ぐことが可能です。ただし、キャバクラの中でも、高級志向のお店で、「スタイルの良い女性を集めている!」と言ったタイプのお店であれば、入店することは難しいと思います。
キャバクラというのは、前述のような高級志向のお店ばかりではなく、どちらかというと、大衆店や激安店の方が店舗数的には多いと思います。そして、こういったお店は、いろいろな趣味を持ったお客様が来店しますので、働く女の子の幅も非常に広いのです。つまり、極端に太っている…と言った方以外であれば、普通のキャバクラに面接に行ってみれば、どこかで雇ってもらえると思いますよ。そして、入店さえできれば、後は自分の努力次第になります。
なお、最近のキャバクラでは、ある特定のコンセプトを設けて、それに見合った女性ばかりを集めることが増えています。例えば、「デブ専」といったコンセプトのお店も存在しており、このようなお店は、世間一般では「太っている」と言われる人ばかりがキャバ嬢として働いているのです。要は、自分に合ったコンセプトのお店に入店すれば、あなたは来店するお客様の趣味に合致しているということですので、非常に稼ぎやすくなるのです。自分ではコンプレックスに感じていることでも、実はそれを好ましいと考えるような人もたくさんいるわけですので、何かを理由に勝手に諦めるのではなく、自分に合うコンセプトがあるか探してみてはいかがでしょうか。
自分に合ったドレスを着用しよう!
ぽっちゃり体型の方がキャバ嬢として働く上では、着用するドレスについて、「サイズが合っているのか」「似合うかどうか」がとても大切です。自分のスタイルにあまり自信が無い…という方の多くは、太腿やお腹、お尻のお肉に悩んでいるという場合が多いのですが、それらを上手く隠せるフレアラインのドレスやロングドレス、Aラインドレスがおすすめです。また、ドレスは、カラーによって「引き締まって見える」なんて場合もありますし、その辺りもしっかりと調べてから着用するドレスを選ぶと良いでしょう。
ただ、女性のスタイルについては、男性と女性では、評価が全く変わってきてしまう場合もあるので、その点は注意しましょう。基本的に、女性は自分のスタイルについては、厳しい評価をつけてしまう方が多いのですが、女性の言う「スタイルが良い」は男性にとっては「ガリガリすぎて魅力に感じない…」となってしまう場合が多いです。男性は、痩せているよりも、ある程度お肉が付いていて丸みがある方が好きという人が多いので、あまりモデルさんの様なスタイルを求めるのはどうかと思いますよ。キャバ嬢のお仕事は、接客する男性に「セクシーだな!」と思われなければいけないので、あなたの基準よりは男性の好みに合わせる方が稼げると思います。
まとめ
今回は、キャバ嬢として稼ぎたいと思うものの、実際に面接などに行く前には不安になってしまうポイントをご紹介してきました。
キャバ嬢は、スタイルが良い女性でたくさんお酒を飲める人が稼げるというイメージですし、お酒が飲めない…、自分のスタイルに自信がない…と言った方であれば、面接に行く前から「どうせ雇ってもらえない…」「どうせ稼げない…」と諦めてしまっている場合が多いです。
しかし、この記事でご紹介したように、キャバ嬢はお酒が飲めない人でも雇ってもらうことができますし、太っている女性だから稼げるようなお店も存在するのです。したがって、面接の前に勝手に諦めるのではなく、「お酒を飲めなくてもOK」というお店や、自分に合ったコンセプトのお店の面接に行ってみてはいかがでしょうか!