近年では、女子大生がアルバイトとしてキャバ嬢として働くことが増えているなど、一昔前と比較すれば水商売色がかなり薄れてきていると言われています。実際に、数年前には若い女性の「なりたい職業ランキング」にキャバ嬢がランクインするなど、ナイトワークの中でも少し異色な存在感を放つようになっています。
このようなキャバクラのポジティブなイメージに関しては、一般の方がこの仕事に関して少し勘違いしているのが原因とも考えられます。というのも、キャバ嬢は、キレイで明るい店内で、ドレスを着用してお金持ちのオジサマの相手をする簡単な仕事で、ニコニコしていれば高いお給料がもらえるなんて考えを持っている方も少なくありません。はっきり言っておきますが、このようなイメージを真に受けて、キャバ嬢になりたいと考えているのであれば、絶対にやめておいた方が良いですよ。
キャバ嬢は、他の仕事よりも稼げる可能性が高いのも確かですが、目に見えないお仕事も多いうえに非常にストレスのたまるお仕事でもあるのです。もちろん、それでも稼げるのなら構わない…と思うかもしれませんが、キャバ嬢の中にも、一般職よりも稼げていない子など山ほどいますし、決して「楽にお金が稼げるお仕事!」というわけではないのです。
そこでこの記事では、これからキャバクラで働こうと考えている方に向け、事前におさえておきたいキャバ嬢のストレス原因や少しでもストレスを緩和するための対策をご紹介しておきます。
キャバ嬢のストレス原因とは?
それではまず、キャバ嬢のストレス原因からご紹介していきましょう。冒頭でご紹介したように、「お客様の横に座ってお酒とお話の相手をすれば良い」なんて単純なお仕事ではありません。そもそも、キャバクラに来店してくれるお客様の集客もキャストの仕事の範疇ですし、稼げる子と稼げない子の待遇格差が非常に大きい業界のため、キャスト同士の競争は非常に激しい業界だと考えておきましょう。また、お客様の中にも自分に合わない人も少なくありませんし、さまざまな面からストレスを受けてすぐに辞めてしまう…なんて方も多いのです。
ここでは、代表的なキャバ嬢のストレス原因をご紹介しておきます。
①厳しい競争によるストレス
キャバ嬢の世界は非常に厳しい競争社会と言えます。はたから見ていると、非常に華やかな世界に見えますが、内部ではキャバ嬢同士の激しい競争が常に行われています。ほとんどのキャバクラでは、売上や指名数、同伴回数やドリンク注文など、それぞれのランクづけが行われており、毎月順位が発表され、キャスト同士の競争を煽るような事が普通に行われています。
当然、そういったランキングで常に下位にいるような子は店内での居心地が悪くなってしまいます。逆に、上位にランクインしていれば、お給料などにも反映されますので、「常にその順位をキープしなければ…」というプレッシャーにさらされるわけです。
したがって、キャバ嬢でいる限りは、売れている方も売れていない方も、競争によるストレスを常に受け続けなければならないと考えましょう。
②生活が不規則になる事による心身的なストレス
キャバ嬢として働く場合、どうしても不規則な生活になってしまうことで、心身的なストレスを受けてしまう方が多いです。キャバ嬢として働く場合、通常は夕方から深夜0時までお店で働くのですが、アフターなどを考えると、帰宅は朝方になる…なんてことも珍しくありません。
したがって、キャバクラで働く限りは、自然と夜型の生活リズムになってしまい、今までの生活との違いからストレスに感じてしまうことが多くなるわけです。人間の体内リズムというものは、朝起きて夜寝るというのが一般的なのですが、キャバ嬢の場合、どうしてもそのような生活リズムを守る事ができません。
特に、仕事に慣れていないうちは、明るい中でなかなか寝付けない…すぐに目が覚めてしまうなど、睡眠障害になってしまうことで非常に大きなストレスを抱える方が多いです。
③人間関係によるストレス
キャバ嬢は、非常に複雑な人間関係の下で働くことになります。そもそも、キャバ嬢という仕事は、一人だけで稼げるようなお仕事ではなく、同僚キャストの手助けを受けなければスムーズに稼いでいくことは難しい業界です。しかし、いくら仲の良いキャストだとしても、ライバル同士であることは変わりませんし、純粋な仲間と考えるのがなかなか難しいのです。
特に、お客様の取り合いや、お店内での派閥争いなど、キャストを取り巻く環境は本当に複雑になってしまう場合が多いです。また、常に他のキャストから見られているという感覚もありますので、そういった人間関係の難しさから精神的な安定感を失ってしまう…という方が多いです。
他にも、来店するお客様が良い人ばかりではありませんし、自分に合わないと思っても笑顔で対応しなければならない…なんてことにストレスを感じる方が多いです。
ストレス緩和の考え方とは?
それでは、キャバ嬢として働く場合におさえておきたいストレス緩和の心構えについてもご紹介しておきましょう。はっきり言っておきますが、キャバ嬢として働くのであれば、一切のストレスもなく働くことは不可能だと考えておいた方が良いと思います。
キャスト同士、お店からのプレッシャー、お客様の接客、日常生活など、さまざまな方面からストレスを受ける職業ですので、「どれだけストレスを緩和できるか?」が非常に重要になります。ここでは、キャバ嬢のストレスを少しでも緩和できるようにするための考え方をご紹介しておきます。
①お客様からのストレスを緩和するには?
キャバクラで働く場合、「水商売は男が相手」という認識をきちんと持っておくことが重要です。これは、キャバ嬢なら必ず受けることになる、お客様からのセクハラなどのストレス緩和の考え方です。
そもそもキャバクラというお店は、キャストへのお触りが禁止というルールが存在するのですが、お酒の席でお気に入りの女性に接客してもらうという特性上、ある程度のセクハラは致し方ない…という認識のもとで仕事をしなければいけません。「絶対にセクハラは嫌!」と考えたとしても、強くお客様を否定していては何時まで経っても稼げるようになりませんので、自分の精神的なダメージが大きくなるばかりです。
もちろん、「許容できる範囲」というものは自分の中で決めておいて、それを超えた場合にはボーイさんに報告するなどの対策が必要ですが、「膝ぐらいはOK」「手を握るぐらいは普通」などという考えを持って働いていた方がストレスを緩和できます。
②自分を見つめ直す仕事と考える
上述したように、キャバ嬢のお仕事は、常に競争社会にさらされ続ける場所で、お金を稼ぐためには、指名数や売上をいかにして上げていくかが勝負になってきます。つまり、キャバ嬢として働く限りは、自分を見つめ直しながら常に成長をしていかなければならない立場でもあるのです。
したがって、常に自分の外見や内面を向上させていくという意識を持っておくことで、向上心を保つことができ、ストレスではなくやりがいと感じられるようになるでしょう。この意識を持っておけば、徐々にでも成功に近づいていくことができると思います。
③プライベートでは規則正しくを心がける
ストレス解消に近い対策ですが、キャバ嬢を長く続けるためには、これが意外に重要です。キャバクラ出勤日であれば、帰宅が遅くなるのは仕方ないのですが、お休みの日などに関しては、できる限り早く寝て日中は起きるという生活リズムを守ることが大切です。また、お店で大量にお酒を飲むお仕事でもありますので、プライベートでは控えるなどもオススメです。
他には、休みの日などはジョギングやジムなどで軽く運動するとか、自分に合ったストレス解消法を見つけておくのもとてもオススメです。
まとめ
今回は、キャバ嬢として働く場合に考えられるストレスの原因と少しでもストレスを緩和するための心構えについてご紹介してきました。この記事でご紹介したように、キャバ嬢というお仕事は、単に華やかで稼げるお仕事というわけではなく、目に見えない場所で非常にストレスを感じてしまうことが多い仕事でもあるのです。
もちろん、ストレスがあったとしても圧倒的に稼げているのであれば、それも我慢できると思うのですが、中には一般職以下のお給料しか稼げない…なんて方もいて、なかなか厳しい世界だと考えておいた方が良いです。これから、キャバ嬢として頑張っていこうと考えている方も多いと思いますが、まずは長くキャバ嬢を続けて行けるようになるため、ストレスの緩和策やストレスの解消法も考えておくのがオススメです。