キャバクラやセクキャバで働く女性は、自らの魅力を売る商売でもある為、その他のお仕事と比較するストーカー被害に遭ってしまう可能性が圧倒的に高いと言えるのです。
皆さんも、先日報道であった、兵庫県加古川市のダム湖で女性の遺体が発見された悲惨な事件の事は、記憶に新しいのではないでしょうか?被害に遭ったのは、大阪梅田の高級キャバクラ店で勤務していた小西優香さんと言う女性で、まだ20歳の若さだったそうです。その後、防犯カメラの映像が原因で、容疑者として逮捕されたのは、森 翔馬容疑者(20)と稲岡和彦容疑者(42)の2名ですが、動機や関係性は未だ発表されていませんね。
このようにキャバクラ店などは、店内で疑似恋愛の様な接客も行いますし、時には店外でのデートも必要になる為、来店されたお客様がストーカーになってしまい、重大な事件に巻き込まれるなんてことも珍しい事ではないのです。キャバクラやセクキャバで働く女性は、他のお仕事と比べ圧倒的に時給も高い物ですが、「高収入だし仕方ないか。。」などと言っていられる問題ではありません。
もし、自分がストーカー被害に遭ってしまった場合には、考えられないような恐怖が襲いますね。さらに、現在水商売で勤務している女性の中には、既にストーカーに悩まされている方や、「もしかして、ストーカーかも…!?」と悩んでいる方がいるかもしれませんね。
今回の記事は、そんな方が助けを求めてこの記事にたどり着いた可能性も高いですし、キャバクラやセクキャバなどの水商売で働くときのストーカー対策や、万が一ストーカー被害に遭った際の撃退方法等をご紹介したいと思います。
セクキャバは、基本的に連絡先の交換がないから安心!と思っていたら危ないですよ!
水商売で働くなら『自覚』が重要!
そもそも論ですが、セクキャバやキャバクラといった水商売で働く場合、「ストーカーなんて私に関係ない!」「どうせTVの向こうでの話でしょ!」なんて考えは持ってはいけませんよ。ストーカー被害という物は、本来水商売など関係なく、女性の間ではとても身近な問題であり、さらに男性と接する機会が多い人ほどそのリスクは上がる物なのです。
そう考えると、セクキャバやキャバクラという物は、接客方法も疑似恋愛を大事にする職業ですし、非常にリスクが高い物だと自覚しておかなければならないのです。実際に、ここ数年、水商売で働く女性からのストーカー被害の相談は急増していると言われているのです。
一般的にストーカー被害に遭いやすいと言われる条件は、
- 綺麗な身なりをしていて、女性としての魅力が高いほどストーカー被害は多い
- 男性と仲良く話す人ほど、勘違いを誘引しストーカー被害が多い
- 男性と接する機会の多いほど被害に遭いやすい
上記の様な物があげられます。これらは、水商売で働く女性であれば、全ての条件を兼ね備えていると言え、どれだけストーカー被害のリスクが高いのかわかりますね。
現在は、ストーカー被害に遭っていないと言う方でも、いつ被害に遭ってもおかしくありませんし、逆にストーカー被害を解決できたとしても、すぐに別の人からストーカー被害に遭う可能性もあると言う事を、セクキャバやキャバクラで働くのであれば自覚しておきましょう。
ストーカーになりやすい男性の特徴
それでは、ここで一般的にストーカーになりやすい男性の特徴をいくつかご紹介しておきましょう。セクキャバやキャバクラなどの水商売では、日々、様々な男性客の接客を行う為、特徴を頭に入れておくだけでも、最初の段階でストーカー被害に遭わないよう対処することも可能です。
もちろん、ここで上げる様な男性以外でも、いつの間にかストーカーになっていた…なんてこともあるので、注意はしましょう!
女性経験が極端に少ない男性
これは非常によく言われる特徴です。所謂『彼女いない歴=年齢』と言われるような男性は、どのように愛情表現をすればいいのか分からず、ストーカーに走ってしまうなんてことが多いそうです。
このような男性が、キャバクラ店で色恋などの営業をされると、すぐにその嬢の虜になってしまうなんてことも多いです。しかし、今まで女性経験がほとんどないため、どのように自分の愛情を表現すればいいのか分からずに、混乱してしまうと言う事があるようです。こうなってしまうと、歯止めが効かなくなり、間違った方向に進んでしまう等、非常に危険な状況に陥る事も珍しくないでしょう。
頻繁にプレゼントを渡す男性
キャバクラなどでは、男性がお気に入りのキャストにプレゼントを渡すと言った事はごく自然にある事ですね。しかし、このプレゼントが毎回来店のたびに等となると、もらう側にとってもどうすればいいのかわからず恐怖の気持ちも芽生えてしまう物です。
元々、金銭的な余裕があるとか、遊んでいそうな男性等といった場合にはあまり心配いりませんが、これが女性慣れしていないような男性であれば注意が必要です。プレゼントを渡すと言う事は、もちろんその男性からの好意の表明でもありますし、そんな状態で高価なプレゼントに目が眩み、おねだりなんてしまうと彼女になったと勘違いされ、ストーカーに発展してしまうなんてこともあるのです。
プレゼントを頻繁に貰うと言う事は、キャスト自身も相手をむげに扱う訳には行きませんし、変な切り方をしてしまうと「今までいくらお金を使ったんだ!」等と逆上されてしまう危険性まであるのです。
ラインの返信を執拗にねだってくる男性
セクキャバなどは基本的にお客様との連絡先交換を禁止しているお店も多いですが、キャバクラなどは積極的に連絡先の交換を行います。これが、一昔前であれば携帯電話のメールアドレスだったのですが、近年ではラインになっています。ラインの大きな特徴は『既読』がつく事であり、これが男性の心理に大きな特徴を与えるそうです。
例えば、既読がついたと言う事は、相手からすれば読んでもらえたことが一目でわかります。しかし、返信を放置してしまうと、「なんで返信してくれないんだ…」となってしまう訳ですね。皆さんも恋愛をしている時に、意中の人に既読無視をされてしまうと、いてもたってもいられなくなるなんて経験がある事でしょう。
特に恋愛経験が少ない人ほど、既読無視による心理影響が大きいようで、既読がついた後に放置していると何度も連絡してくるような人は注意が必要ですね。
ストーカー対策はしっかり行おう!
それでは、キャバクラやセクキャバ等といった水商売で働くときに、注意したいストーカー対策をご紹介します。キャバ嬢やセクキャバ嬢は、上述したように、一般のお仕事とは異なり、男性とも密接にかかわるお仕事だと言う認識をしっかりと持って、ストーカー被害を未然に防ぐ対策をとる事がとても重要です。
家バレは絶対にNG
キャバ嬢やセクキャバ嬢の方は、絶対に自宅がどこなのかお客様にばらすのはNGですよ。ただし、自分で「○○に住んでいる」等と言わなくても、こういったお仕事をしているとお店の退勤時間に出待ちされているなんてことは非常に多いので注意です。このような場合には、バレ無いように後を付けられて、自宅を特定されてしまうなんてことが非常に多いです。
退勤時に偶然お客様と遭ったなんて経験がある人は、少し注意した方が良いでしょうね。
お店に協力してもらう
「もしかしてストーカーされている…」や「お客さんがストーカーになるかも…」なんて感じた時には、すぐにお店側に相談するようにしましょう。
お店のオーナーなどと話す機会があるのであればオーナーなど、出来るだけ立場の高い人に相談するのがいいですし、もちろんボーイさんでも構いません。お店も大事な女の子がストーカー被害に遭う訳にはいかないので、店内では注意深く守ってくれるようになります。
キャストには言わないように
不安に思った時に、特別仲の良い同僚に口止めを前提に相談するのはいいのですが、店内のキャスト全員に知れ渡ってしまうような事は絶対に無いようにしましょう。特定のお客様が、ストーカーしてるかも…なんて噂がまわるとトラブルの下です。
もちろん、その人が本当にストーカーをしていた場合、うわさがまわった事で「バカにしている!」と変な刺激を与える結果になるかもしれません。しかし、ストーカーなど全くしていない場合には、非常に厄介な問題に発展する可能性があるのです。
ストーカーに遭ってしまった時には?
ここまでは、ストーカー被害に遭わないように様々な注意点や対策法をご紹介しました。しかし、どれだけ注意していたとしても、ストーカー被害に絶対に遭わないと言う事は言えないでしょう。
したがって、万が一、ストーカーに襲われそうになった場合には、きちんと自分自身の体を守らなければいけません。ストーカーは、どこで襲ってくるかわかりませんので、暗い夜道などで、最悪の事態にならないよう撃退方法を頭に入れておきましょう!
催涙スプレーを持っておきましょう
鞄の中などに『催涙スプレー』を用意しておくのはオススメです。力ではどうしても敵いませんので、組みつかれる前等に近寄れないよう、対策を取る事がとても重要です。
最近では非毒性の催涙スプレー等が防犯グッズとして販売されていますし、ネット通販などで簡単に手に入れる事も可能です。
防犯ブザー
何かあった時には、周囲の人に助けを求めるのが最も良いです。最近では、小学生などが必ず持っている防犯ブザーですが、これはストーカー撃退方法としても非常に有効です。
大きな音が鳴りますので、周囲の人がすぐに気付いてくれますし、ストーカーは、誰か来る前に逃げようとしますね。また、防犯ブザーは家の中で鳴らしたとしても、近隣にはきちんと音が届くでしょうし、異常を知らせる事が出来るので、とても安心できるでしょう。
まとめ
今回は、キャバクラやセクキャバで働く女性が巻き込まれる事も多いストーカー被害に関して、その対処法と撃退方法をご紹介してきました。
冒頭でもご紹介しましたが、今年の8月には、大阪梅田の高級キャバクラで勤務していた小西優香さんが、ダムで死亡しているのが発見されるなど、衝撃の事件が起こりました。これは、ストーカーによる殺人事件とは特定されているものではありませんが、水商売で働くと言う事は、このような被害を受けるリスクが通常のお仕事よりも高いと言う事を自覚しておきましょう。
特に、キャバクラでのお仕事は、お客様に疑似恋愛の様な感覚を思い起こすような接客をするものですし、必ず連絡先の交換を行いますので、何時お客様がストーカーに変わってもおかしくないと言えるでしょう。特に、アフターや同伴などといった、お店外でお客様と遭う時には、自分の身は自分自身で守れるように万全な対策をするようにしましょう!